めんてどき

シロアリ防蟻処理の周期と保証5年ごとが目安

シロアリの防蟻処理は5年ごとが目安です。使われる薬剤の有効期間と施工店の保証が、どちらも5年で切れるためです。費用は戸建て一式で1025万円ほど。新築時の防蟻処理も同じく5年で切れます。

まずは、前回の処理からいま何年目か、下の診断で確かめてみてください。周期の根拠と保証の仕組みは、そのあとで順に説明します。

盾に守られて安心する家のキャラクター

うちの防蟻、切れてない? 30秒診断

2022前回から4年

保証が切れる時期に入っています

薬剤の有効期間と施工店の保証は5年で切れるのが一般的です。保証書の期限を確認して、切れる前に更新(再処理)の見積もりを取っておくと安心です。

再処理のめやす
5年ごと(次は2027年ごろ)
費用のめやす(戸建て一式)
¥100,000¥250,000

※ 公開されている相場情報をもとにした一般的なめやすです。実際の時期・費用は建物の状態や地域で変わります。

シロアリのほかにも、外壁・給湯器・水回りの時期が続きます。

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なぜ5年ごとなのか — 薬剤の有効期間で決まる

防蟻処理の周期は、業者の営業トークではなく薬剤の仕様で決まっています。公益社団法人日本しろあり対策協会は、認定薬剤の有効期間を5年と定めており、これに合わせて施工店の保証期間も5年とするのが業界の標準です。

かつては数十年効くとされる薬剤も使われていましたが、人体や環境への影響から使用が禁止され、現在は安全性を優先した「5年で分解される薬剤」が使われています。効果が短いのは欠点ではなく、安全のための設計です。

新築の家も例外ではありません。建築時に土台まわりへ防蟻処理がされていますが、その効果も築5年で切れます。「新築5年目」が、最初の点検・再処理のタイミングです。

費用相場 — 戸建て一式で1025万円

区分費用のめやす
坪単価3,800〜10,000円/坪
平米単価2,300〜2,500円/m²
延床30坪の戸建て一式10〜20万円(内容により〜25万円)

2026年9月時点の相場です。施工面積は1階の床面積で計算されるのが一般的です。

工法は大きく2つあります。薬剤を床下に散布するバリア工法が標準で、上の相場もバリア工法のものです。毒餌を家のまわりに設置するベイト工法は薬剤を撒かない安心感がある一方、継続管理型で費用は高めになります。

業者選びでは、極端に安い単価をうたう広告に注意してください。点検後に追加費用が積み上がる例が知られています。見積もりは「一式いくらか」の総額と、保証の内容で比べるのが確実です。

保証の仕組み — 「5年保証」で見るべきところ

  • 保証期間: 施工から5年が一般的。この間にシロアリが発生したら無償で再施工されます
  • 補償の範囲: 再施工だけか、食害された建物の修繕費まで補償されるかは会社によって違います。契約前にここを確認してください
  • 保証書の保管: 前回の施工年月が分からないと、更新時期の判断も保証の請求もできません。保証書は修繕記録と一緒に残しておきましょう

点検を早めるサイン

周期の途中でも、次のサインがあれば点検を前倒ししてください。

  • 羽アリ — 4〜7月ごろ、雨上がりに室内や基礎まわりで見かけたら要注意。とくに羽アリの羽が窓際に落ちているのは近くで発生しているサインです
  • 蟻道(ぎどう) — 基礎の表面を這う土のトンネル。シロアリが乾燥を避けて通る道です
  • 床のきしみ・沈み — 廊下や和室の床が急にふかふかしはじめたら、床下の点検を
  • 叩くと空洞音のする柱・木部 — 中が食べられている可能性があります

多くの業者が床下点検を無料で行っています。点検だけ受けて、被害の有無と写真を確認してから工事を判断すれば大丈夫です。その場での即決を迫られたら、いったん持ち帰りましょう。

よくある質問

シロアリの防蟻処理は本当に5年ごとに必要ですか?
現在使われている防蟻薬剤は、公益社団法人日本しろあり対策協会が有効期間を5年と定めています。安全性を優先した薬剤設計のため、昔の薬剤のように何十年も効き続けることはありません。施工店の保証も5年が一般的で、この節目で点検・再処理するのが標準的なサイクルです。
シロアリ防蟻処理の費用はいくらかかりますか?
延床30坪の戸建て一式で10〜20万円ほどが中心、内容によって〜25万円ほどです。単価では坪あたり3,800〜10,000円、平米あたり2,300〜2,500円が相場とされています。床下の状態や工法(バリア工法・ベイト工法)で変わります。
新築なので、まだ何もしなくて大丈夫ですよね?
新築時にはほとんどの住宅で防蟻処理がされていますが、その薬剤も5年で効果が切れます。つまり「新築だから安心」でいられるのは築5年までです。築5年を過ぎたら、点検か再処理を検討するタイミングです。
羽アリを見つけました。すぐ駆除を頼むべきですか?
羽アリがすべてシロアリとは限りません(クロアリの羽アリもいます)。ただし4〜7月の雨上がりに室内や基礎まわりで羽アリを見た場合は、シロアリの可能性があります。多くの業者が無料点検を行っているので、まず点検で確かめてください。その場で契約せず、被害の有無と見積もりを確認してから判断すれば大丈夫です。

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出典